担任の思い

こんにちは。

今日は、運動会練習での出来事をひとつ・・・

昨日、運動会の練習で年長児がリレーを走りました。
3グループでの対抗リレーです。

その中で、バトンが上手く繋がらなかった場面がありました。
バトンを受け取ったRちゃんは気持ちが折れてしまい、走ることを諦めているようでした。
励ましの言葉を掛けてみたものの、気持ちは落ちていく一方で・・・

リレーが終わってから
走る順番を変えてみたほうがいいのかな・・・?
Rちゃんにとってどうするのが一番良いのか、運動会担当の職員とそんな話になりました。

そして、担任に話をしてみると・・・
「Rちゃんには、そこを乗り越えてほしいんです。」

そこには担任の真剣な思いがありました。

順番を変えるのは簡単です。でも、それよりも大事な事。
乗り越えることが出来たら、Rちゃんにとって、すごい自信になると思います。

園での大きな行事は、本番だけでなく、そこまでの経過の中で大切な心のステップを踏みながら
大きく成長するチャンスだと思っています。

担任もそんな思いでひとりひとりと正面から向き合い、その子にとっての最善を探しながら
頑張っています。

そして、一番頑張っている子ども達。本番を経験した後はきっと、ひと回りもふた回りも成長していることと思います。