保育園の一日

クラス別一日の流れを詳しくみる

0歳児クラス ~1日の流れ~

☆0歳児クラスは、担当制保育を行っています。保育士ごとに担当するお子さんを決め、排泄・着替え・食事・睡眠を行います。一人ひとりの子どもの欲求を適切に満たし、特定の保育士が応答的に関わる事で、”先生を見れば、ぼくが今どうして欲しいのか分かってもらえる”と保育士と信頼関係ができ、情緒の安定した生活を送ることができるようになります。
又、担当保育士も”〇〇くんは、きっと今〇〇してほしいんだな”と思いをしっかり共感する事ができ、更に”今日はいつもと様子が違うな…どうしたのかな?”と、ちょっとした変化にも敏感に気付く事ができ、その様子に合った適切な対応をする事もできるのです。
受容的、応答的な関わりの下で、何かを伝えようとする意欲や、身近な大人との信頼関係を育て、人と関わる力の基盤を培う事ができると考えます。
※担当保育が当番やお休みの日は、副担当保育士が保育を行います。

1歳児クラス ~1日の流れ~

☆1歳児クラスは、ゆるやかな担当制を取り入れ保育士と子どもの関りを大切にしています。睡眠・食事・遊び・排泄など、丁寧に毎日同じリズムで行うことで、基本的生活習慣の土台作りをしていきます。また、自分の価値や存在意義を前向きに受け止める感情感覚=自己肯定感を高めていけるように「褒める」「認める」保育を積極的に実践しています。


2歳児クラス ~1日の流れ~

☆2歳児クラスは、基本的に子どもと保育士が3対1で行動する体制をとっています。少人数で行動することで、子どもたち1人ひとりと丁寧に関わることができ、食事・着脱・排泄といった生活の基礎がしっかりと身についてきます。また、2歳児になると、「自分でやりたい!」という意欲もたくさんでてくるので、その気持ちを受け止めながら、必要な援助をしていきます。


3・4・5歳児クラス ~1日の流れ~

・異年齢児保育(グループ活動)と年齢別保育(クラス活動)を取り入れています。→こちら
・個人で遊べる玩具、複数人で遊べる玩具を通して遊びの中から様々なことを学び、人との関わり、社会性、協調性を育んでいます。→こちら
・給食やおやつはランチルーム(なかよし広場)にて、バイキング形式で一人ひとりに合わせて配膳しています。
・正しい持ち方でお箸が持てるよう、個々の成長に合わせて取り組んでいます。→こちら
・年間を通して、外部から講師を招き、体操教室、音楽リズム、絵の時間(4・5歳児)を行っています。

◎異年齢児保育とは…

3・4・5歳児が12名ずつ1グループになり、ぞう・くま・きりんの3グループに分かれて、朝夕の支度、室内遊び、午睡など1日の生活を異年齢が一緒の空間で生活をしています。異年齢が同じ空間にいることで、年下の子は年上の子に刺激をもらい挑戦したり、憧れを持つようになります。年上の子も今までにしてきてもらった経験を活かし、自然と年下の子のお世話をしたり、思いやりを持った行動が出来るようになります。異年齢児と関わることで、力加減を覚え、自己コントロールが出来るようになります。
年長児になると憧れのお当番活動を通して、人の役に立つ喜びを味わい、社会性や協調性、自己肯定感を培っていきます。

◎年齢別保育とは…

1クラス34~36名のはな組(3歳児)ゆき組(4歳児)つき組(5歳児)に分かれて行います。体操、音楽リズム、製作、運動会や発表会の行事の演目などは、年齢ごとの発達段階の差が著しいため、年齢別に活動をしています。

◎個人で遊べる玩具を一部ご紹介!!(まだまだたくさんあります)

アイロンビーズ

小さなビーズを型にはめていきます。色の配色を考えられるようになると、きれいな模様が出来ます!

 

ラQ

細かなパーツで平面や立体の形を組み立てます。設計図を見て作る子もいますよ!

ひも通し

ビーズやストローなどをゴムやひもに通して腕輪などを作っています。

パズル

たくさんの種類があります。

ピタゴラスイッチ

積み木を組み立てて、ビー玉を転がしていく遊びです。

◎複数人で遊ぶ玩具を一部ご紹介!!(まだまだあります)

カードゲーム

難易度の違うカードゲームがあるので、異年齢でも同学年でも白熱な戦いが見られます。

ボードゲーム

カードゲーム同様、ルールだけでなく、勝ち負けや順番など人との関わりを遊びながら学んでいます。

ごっこ遊び

お店屋さん役とお客さん役に分かれてごっこ遊びを楽しみます。お寿司屋さん、マック、アイス屋さんなどたくさんあります。

カプラ

平べったい細長い積み木を高く積んで天井まで積めたことも!!椅子、脚立なども使いますよ!

◎お箸が持てるようになるまでの取り組み

朝の支度を終えて、毎朝1番の活動としてぬりえを行います。グリップのついた色鉛筆を使って、鉛筆を正しく持てるようにしていくと共に、集中力も養います。ぬりえは3種類あり、発達に合わせて細かいものへと移行していきます。