給食・食育について

食育の取り組み

子どもの健やかな心身と豊かな人間性の育ちを願って、食事の時間を大切にしています。食べることに意欲的な子どもは、遊びを始めとしたいろいろな活動に興味・関心をもち、前向きに取り組むことができます。
四季の食材に恵まれた日本で生活する喜びと、それを味わう幸せを知り、毎日の『食』を通して、また、季節の伝統行事に結びついた日本の食文化を通じて健康なからだ・豊かな心を育むとともに共に食卓を囲む楽しさ・食事時のマナーなども伝えていきたいと思っております。

☆添加物の少ない新鮮な食材を使用
☆旬の食材を豊富に取り入れた献立
☆薄味の調味で素材本来の味と旨味を知ってもらう
☆磁器食器の使用
☆適温での食事提供
☆アレルギーに対応した食事(乳製品・卵のみ)
☆一人ひとりに合わせた離乳食

完全給食ですので、ご家庭でご用意していただくものはありません。
スプーン・フォーク・箸も衛生的なものを園で用意いたします。
毎月、月初めに〈献立表〉をお渡しします。
保育園で初めて食べる食材がない様に献立表をご確認の上、必ずおうちで試し食べをしておいてください。
毎日の食事はサンプルケースに入れ、園庭側玄関に展示しております。

「スプーンから箸へ」~各年齢に応じた取り組み~

「手づかみ・スプーン」
手づかみ食べを十分にさせ興味が出てきたらスプーンへ移行
星1 「手つまみ→スプーン」
①から②へ移行できるように促していく
星2 「スプーンの3点持ちを確立」
②から③へと促し、しっかりとスプーンが持てる④ようにする
「3点持ちを確立・箸へ移行」
正しいスプーンの持ち方④を確立させ、持てる子から箸⑤へ移行
雪月 正しい箸の持ち方⑤を意識させる

年間を通じて食育計画をたて、各年齢に合わせた活動を楽しんでいます。
年長児の月組さんが中心となって野菜の収穫・クッキングなどを進めています。ミニトマトやピーマン、ナスなどの苗を植え、水やりをしながら成長を楽しみに待ちます。

宙組 『ミルクを飲む』ことから始まる食事。五感を働かせながら初めて『食べる』ことを覚えていきます。落ち着いた環境の中で色々な食材に触れ、手掴み食べを十分に行い離乳食を進め、たくさんの経験の中で『自分で食べる力』を培っていきます。

星1組 手づかみ食べを十分に行い、少しづつスプーン・フォークを使い、自分で食べるという意欲を育てていきます。食器に手を添えて食べるようになります。
好き嫌いも出てくる頃ですが、モグモグ、ゴックンとよく噛んで飲み込めるように(咀嚼)働きかけています。畑の野菜を見たり、屋上庭園での芋掘りに参加し身近な食材にも触れています。
星2組 楽しい雰囲気の中喜んで食事が出来るようにしていきます。咀嚼を促し自分で食べようとする意欲を大切にしています。スプーンやフォークを使うことにも慣れ、三点持ちへと移行していきます。食事中の姿勢やマナーも少しずつ身につくよう働きかけていきます。食べ物のカードを使いながら食材の名前を覚えたり、とうもろこしの皮むきや芋掘りの経験をとおして野菜に触れ、苦手なものにも挑戦できるようにします。

花組 好き嫌いをなくせる様嫌いな物でも食べてみようとチャレンジしてみます。食材カードを使って食材の名前を覚えたり、食べ物の大切さを知らせていきます。保育園で栽培した野菜の収穫の他、野菜を洗ったりきのこをちぎったりして食材に触れます。スプーンを正しく持ち、お箸に移行できるように働きかけていきます。

雪組 野菜を育て収穫したり、ピーラーを使って人参の皮むきをしたり年間を通して様々な食材に触れ食に対して興味を持ちたべることの大切さを学んでいきます。ロールサンドイッチや、やきそば作りなど簡単なクッキングも少しずつ経験していきます。お箸を正しく持てるように手先を使う作業を増やした食育を多く取り入れています。

月組 苗を自分たちで買いに行く所から始める野菜の栽培など食材に触れる機会を持ちます。おやつのおにぎりに使うお米を研ぐのは月組さんの仕事です。その日の給食が自分の体の中でどのような働きをするのかを日々確認をする『3色ボード』を用いて食と体の関係を学びます。包丁やピーラーを使う練習も積み、自分たちで食材を買いに行き、カレー作りも楽しみます。色々な人たちの手を経て料理が出来ることを知り、食べ物に感謝すると共にマナーを再確認していきます。

 

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